こんにちは。
第33回介護福祉士国家試験の気になる問題を紹介、2問目です!
今回の問題はこれ!
【問題41】
標準型車椅子を用いた移動の介護に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 急な上り坂は、すばやく進む。
2 急な下り坂は、前向きで進む。
3 踏切を渡るときは、前輪を上げて駆動輪で進む。
4 段差を上がるときは、前輪を上げて進み駆動輪が段差に接する前に前輪を下ろす。
5 砂利道では、駆動輪を持ち上げて進む。
●考察
この問題は解答速報でも解答割れがありました。
多くの解答速報が "3" となっていましたが、 "4" と解答した会社もあります。
1、2、5は誤りとすぐ分かると思いますのでここでは触れません。
きっと皆さんも3か4で迷うことと思います。
私も3か4で迷ったのですが、以下のように考えました。
・踏切は前輪が挟まると危ないから前輪を上げるのは正しいと思う。
・段差を上がるときはまず前輪を上げて、段差を上がる前に前輪を下ろすのも正しい。
・その際前輪を下ろすのは、駆動輪が段差に接する前でいいのか?
・いや、段差に接した後じゃないと下ろすタイミングが分からないな。
・だから "4" は「接する前」が間違いだ。正解は "3" だろう。
このような感じです。
●解説
実際これが正しいか調べてみました。
国際福祉機器展の車椅子に関する講義の副読本を読んでみました。
https://www.hcr.or.jp/useful/howto/wheelchair
これによると、
踏切を渡るときに関しては、
「線路の溝に前輪がはまりこんでしまうため、前輪を上げた状態で進むようにしましょう。」
と書いてあります。
そして、段差を上がるときに関しては、
「ティッピングレバーを足で固定し、グリップを後方に引くように前輪を上げます。
同時に車いすを前方に押して、前輪が段差を乗り越えるようにします。
後輪が段に触ったら、前輪を降ろします。
その後、後輪を押し上げて段を乗り越えます。」
と書いてあります。
よってやはり "3" の
「踏切を渡るときは、前輪を上げて駆動輪で進む。」
が正解でしょう。
ひっかけ問題のような感じですね。
"4" は一見正しそうに見せて一部に小さい誤りがある選択肢でした。
このようなものも見落とさないよう、選択肢は一言一句読む必要があります。
今回は以上です!
読んでいただきありがとうございました!