こんにちは。
行政書士試験が終わりまして、今回は介護福祉士試験対策についてです。
介護福祉士試験には10の科目があり、全科目で得点てきないと合格とはならないという特徴があります。
その科目中で最も重要なもの、つまり一番力を入れるべき科目についてお話しします。
目次
1.最重要科目とは
2.最近の試験の傾向
3.覚えるべきこと
1.最重要科目とは
はじめに、最重要科目とは何かをお伝えします。
それは、
「医療的ケア」
です。
なぜかというと、
1つ目に、
医療的ケアは5問しか出ず、その5問すべてを落とすと仮に他が全部正解でも不合格となってしまうからです。
そして2つ目に、
知識が必要な問題がよく出題されるからです。
他の科目は8~12問あり、知識がなくても通常の倫理観があれば正解できる問題ももいくつか出ていますあります。
なので、医療的ケアは特殊な科目と言えます。
2.最近の試験の傾向
まず、今年1月に行われた第32回試験ではどのようなことが問われたか、簡単にまとめます。
①介護福祉士ができる喀痰吸引の範囲
②喀痰吸引等の制度
③吸引時に血液が混ざっていた時の対応方法
④喀痰吸引物品の管理
⑤経管栄養の栄養剤が冷たすぎると何が起きるか
基本的にすべて知識が問われました。
③は知識がなくても通常の倫理観があれば解ける可能性は高いと言えます。
とはいえ、上記のように、出題されるのは大きく
喀痰吸引
と
経管栄養
です。
この2つの重要事項をしっかり勉強すれば3問以上の正解も難しくありません。
3.覚えるべきこと
医療的ケアで覚えるべき重要事項を3つお伝えします!
このフレーズだけもしっかり覚えて試験に臨んでください。
①介護職員ができる喀痰吸引の範囲は
咽頭の手前
(私も「咽頭の手前まで」というフレーズが頭にあったため本番で正解することができました。)
②気管カニューレ内の喀痰吸引できる範囲は
カニューレの内部のみ
③介護職員による喀痰吸引や経管栄養は、
医師の指示のもとで行うことができる。
(「医師の指示がなくても必要に応じてやるべき」のような選択肢は間違いとなります)
医療的ケアは知識が問われ難しい問題もありますが、範囲は狭いので集中して勉強すれば得点することはできます。
5問とも落としてしまっては不合格ですので、この科目だけは捨てないようにしましょう!
以上となります。試験まで残り2ヶ月を切りました。受ける方頑張ってください!